好きになったのが「男友達」
「男友達のこと、好きになっちゃった。」
いつも友達だと思ってそばにいたのに、ちょっとした優しさや意外と男らしいところ、なんだかんだいってちゃんと女の子扱いしてくれるところ。
そういうちょっとしたことが重なって、男友達のこと、好きになってしまうことってありますよね。
最初は別に顔がタイプだったわけでもないから恋人候補から外していた……と思っていても、ずっと一緒にいると相手の内面っていうものがわかってきて、自分でも気づいたら男友達のことを……ということが多いのではないでしょうか。
でも、「彼にとって私は、“ただの友達”だったら?」
そういう不安が心にあって、いつまでも告白できずにいる方も多いのでは?
確かに、男友達との今の関係を崩したくなくて、好きな気持ちを諦めてしまう人はたくさんいます。
でも、好きになったのが男友達だからと言って、好きを諦めるのは間違い。
男友達から、恋愛対象として見てもらうことは、十分に可能なんです!
大事なのは「好き」の気持ち、ただそれだけ!
男友達に恋してしまったあなたに、今回は男友達の恋人候補になるための4つの方法をご紹介致します。
彼のいいところを言葉にしてまじめに伝える
友達だからって、「いつも楽しい間柄」でないといけないって思っていませんか?
彼もそれを望んでいるだろうし、と真面目な話はしないで、いつもいつも一緒にバカばかりやっているってこと、あるのではないでしょうか。
もちろんそういう関係も大切でしょう。
しかし、そういう相手だからこそ、きちんと伝えるべきことは伝えましょう。
バカなことしかやれない間柄だと、男友達に「あいつと恋人同士になったら」という想像をさせられなくなってしまいます。
それではこの先もずっと友達でいて下さいと言っているようなもの。
後述しますが、締めるところはしっかり締めて、彼にきちんと女であることや、本当に自分のことを大切な存在だと思ってくれているんだということを、しっかり伝えてあげましょう。
たぶん、出会って一、二ヶ月で速攻お互い恋に落ちた、というタイプのカップルよりも、あなたたちのほうがお互いの素に近い部分を知っているはず。
その素に近い部分を知っているからこそ、彼の人間性でいい部分というのをよくわかっていると思うのです。
もしわからなければ「自分は彼のどういうところに惚れたのか」「どういうことをしてくれたときにときめいたのか」を自分の心に聞いてみてください。
そして出てきたら、それを彼にそのまま伝える。
「私は△△くんのこういうところが好きだよ」「こういうところ、本当に良いと思う」と言ってあげるだけで、すごく彼の心に響くはず。
もちろん嘘をついてはダメです。
好きなところを言葉に出して伝えるのって、なかなか恥ずかしいことです。
ですから照れくさいと思う人もいるでしょう。
でも、照れくさくても絶対に、好きなところは伝えたほうが良いのです。
ほとんどの人は褒められて嫌な気分になりません。
まずは男友達に「オレはこいつに認められているんだ」「こいつはオレの存在価値をちゃんと評価してくれてるんだ」ということを分かってもらいましょう。
誰にとっても、承認欲求というのは大きなもの。
承認欲求を満たしてくれる相手に心を開いたり、惹かれやすくなったりするのは、その本能に近い欲求が満たされる環境に常に身を置いていたいからですよね。
だから他人を臆面もなくほめられる人は好かれるし、聞き役が上手い人の周りには人が集まってくるのです。
話を聞いてくれるというのも、自己表現を受け止めてくれるということですし、話を聞いて笑ってくれるということは、自分の感性や生き様を認めてくれた、面白がってくれたということ。
どんな人でも少なからず、他人に笑ってもらいたいという思いを抱きながら話をすると思うのです。
だからその思いにちゃんと応えてあげることが大切です。
いつでも彼の味方でいてあげる
恋人同士になったときも大切ですが、友達同士のときにこれができればいうことはありません。
あなたも何かに悩んだ時、自分の味方になってくれると思った相手に相談しますよね。
それと同じで、「こいつならきっとオレのことをわかってくれるはず」と彼に思わせてあげましょう。
そこまで彼に思われるということは、彼のほうがあなたと一緒にいることを望むということと同じようなもの。
自分に置き換えてみてください。
自分の存在価値を認めてくれる相手と一緒にいるのは心地いいし、悪い気はしませんよね。
だから恋人同士は一緒にいて楽しいし、心地いいのです。
お互い、相手が自分のことを好きであると知っていて、互いの存在に大きな価値を見出しているから。
それがお互いに伝わるからこそ、一緒にいて心地いいのではないでしょうか。
まずは彼にとって自分が、「こいつと一緒にいると心地いい」と思われる存在になって下さい。
そうすれば自然と一緒にいる時間は増えます。
きっと彼の方から一緒にいようとしてくれるようになるはずです。
そして彼が頼ってきた時は、めいいっぱい甘えさせてあげたら良い。
そのとき彼は、あなたがただの友達ではないことに気がつくはずです。
けじめをつけて彼の「もしかしてあいつ……?」を誘う
いつも一緒にいるからといって、駄々をこねてはいけません。
あたかも恋人同士のような振る舞いをしてはいけませんし、「こいつ、彼氏ができたらこんな感じなのか」と悟らせてはいけないのです。
あくまでも彼に見せるのは「友達」としての顔だけ。
別れ際に「寂しい」と口にだすのはNG。
最初の方は可愛いと思ってくれるかもしれませんが、そのうち「重いな」と感じさせるかもしれません。
気丈に「バイバイ」と笑顔で別れて、去り際に少しだけ寂しそうな顔をする。
彼が「あいつ、さっき寂しそうな顔してたな。」「もしかして、寂しいと思ってくれてる?」と思わせるのです。
そうすれば彼は、「いや自分の勘違いだ」「でも、本当に寂しそうだったんだよな。」と葛藤するはずです。
そして別れ際には、いつもあなたが寂しそうな顔をするかをチェックするようになります。
そこまで持っていければ、彼にあなたのことを意識させることはできたも同然。
彼に「気づかせる」ためには、あなたが言葉で露骨にいってはいけないのです。
わざとらしい振る舞いや、「私彼氏の前では〜なの」などという話もしないのがベター。
「恋人になったら、どんなふうに甘えてくれるのかな」という未知の部分がなくなってしまいます。
彼があなたを追いかける理由は、「寂しそうな顔をする理由を知りたいから」だけでなく、「彼氏の前ではどう振る舞うのか知りたいから」という理由も。
かといって彼に「元カレとはどんな感じだったの?」などと聞かれた時、わざとらしく「秘密」「男友達にはそういう話はしないの」などと、高飛車に振る舞う必要はありません。
「普通だよ」と一言でかわすか、「うーん、どうだろ。あ、このお菓子好きなんだよねー!」などと話をそらしましょう。
私、「秘密」と答えるのはミステリアスさを演出するための方法としてみると、どうもマイナスな気がしてなりません。
「あなたには言いたくないの」という遮断の感情が見え隠れするからです。
そう明らかに拒否されると、言われた側もなんとなく気分が悪いですよね。
それであれば、そっと濁してあげるほうが上策なのではないでしょうか。
彼にとっての理想の女の子になる
そして最後は、彼の理想の女の子になってあげるということ。
彼の好きなタイプを把握しているのであれば、それとなくそれに近づける。
もし髪を切ろうか迷っているのであれば、彼に「髪切ったほうがいいかな?どう思う?」と聞いてみてください。
彼が「短いほうがオレは好き」というのであればもう腹をくくって切る。
次会うときには「△△くんが髪短いほうが好みだっていうから、切っちゃった」と笑いましょう。
でも思ったような反応がなかったからといって拗ねないで。
髪を切るくらいの大胆なイメチェンをするのであれば、彼に「切ったほうが良いと思う?」と聞く時点で、どんな反応も受け止める覚悟をしてからの方がいいでしょう。
終わりに
いかがでしたか?
女性よりも男性の方が、異性の友達を恋人候補として見られるようになる確率は高いのです。
友達だからといってあきらめないで、幸せな恋ができるように動いてみてください。
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