その不調、本当に年齢のせい?
30代を過ぎたころから、疲れやすさや体の変化を感じる方は多いですよね。
「歳だから仕方ない」と受け流してしまいがちですが、すべてが加齢によるものとは限りません。
なかには、体の中で起きている変化、不調となってあらわれていることもあるのです。
体からのサインかも?気をつけたい症状5選
不安になりすぎる必要はありませんが、「いつもと違うかも」というサインは見逃さないようにしたいですね。
ここからは、見過ごしてしまいやすい症状を5つ見ていきましょう。
①強い疲れ・だるさが続く
「休んでも疲れがとれない」「朝からだるい」が長く続くときは、少し気にかけてみてください。
考えられる原因はさまざまですが、女性に多いもののひとつが貧血です。
毎月の月経で鉄を失いやすい女性は、鉄が不足する鉄欠乏性貧血を起こしやすい傾向があります。
鉄不足は気づかないうちに進んでいることも多いので、思い当たる方は気にかけてみてくださいね。
②物忘れ・集中力の低下
「人の名前が出てこない」「うっかりが増えた」というのも、よくある変化。
ただ、急に物忘れがひどくなったり、日常生活に支障が出たりする場合は、ちょっと気にかけたいサインかもしれません。
物忘れや集中力の低下には、ホルモンバランスの乱れやストレス、睡眠不足が関わっていることもあります。
また、気分の落ち込みが一緒に続くようなら、心の不調が背景にあるのかもしれません。
「最近ちょっと変だな」という状態が続くなら、無理にひとりで抱え込まないでくださいね。
③急な体重の変化
食事制限をしているわけでもないのに体重が減った、あるいは食生活は変わらないのに増えた。
そんな急な変化の裏に、甲状腺の病気が隠れていることもあります。
甲状腺は代謝をコントロールするホルモンを出していて、その働きが乱れると体重に影響することがあるのです。
働きが高まりすぎるバセドウ病、低下する橋本病(慢性甲状腺炎)は、若い世代を含め女性に多いことで知られています。
急な体重の変化は、生活習慣だけが原因とは限らないということも、頭の片隅に置いておきたいですね。
④むくみ・動悸・息切れ
夕方になると足がむくむ、階段で動悸や息切れがする……。
「運動不足かな」「歳かな」と思いがちですが、こうした症状で気をつけたいのが、心臓や腎臓の働きの低下です。
たとえば、心臓のポンプ機能が低下すると、むくみや動悸、息切れがあらわれることがあります。
毎日のように続いたり、だんだんひどくなったりするときは、注意が必要なことも。
⑤のどの渇き・トイレが近い
「やたらのどが渇く」「夜中に何度もトイレに起きる」。
こうした症状で見逃したくないのが、糖尿病の初期サインです。
血糖値が高い状態が続くと、体が余分な糖を尿として出そうとして、のどの渇きや頻尿につながることがあります。
初期は自覚症状が乏しいことも多いので、健康診断で血糖値を指摘されたことがある方は、とくに気にかけてみてくださいね。
「いつもと違う」と感じたら、早めの相談を
ここまで5つの症状をご紹介しましたが、すべてが病気につながるわけではありません。
見分けるうえで大切なのは、「いつもと違うかどうか」です。
- 症状がいつから続いているか
- だんだんひどくなっていないか
- 日常生活に支障が出ていないか
こうした点をメモしておくと、受診したときに医師へ伝えやすくなりますよ。
気になる症状があれば、早めに相談するのが安心です。早めに気づけると、その分、対処の選択肢も広がるでしょう。
迷ったときは、まずかかりつけの病院や内科に相談すれば、必要に応じて専門の科を案内してもらえますよ。
すぐに行くのが難しいときは、薬局やドラッグストアで薬剤師や登録販売者に声をかけてみるのもおすすめです!
とくに貧血や甲状腺の病気などは女性に多いといわれています。
忙しいと体のことは後回しになりがちですが、年に一度の健康診断もぜひ大切にしてくださいね。
「年齢のせい」と決めつけず、自分の体の声を聞いて
年齢を重ねると、体にはさまざまな変化があらわれます。
その多くは自然なものですが、なかには気にかけてほしいサインが隠れていることも……。
「歳だから」とすべてを我慢せず、「いつもと違う」と感じたら、どうか自分の体をいたわってあげましょう。
毎日を元気に過ごすために、ときどき自分の体と向き合う時間をつくってみてくださいね♪
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