「自分には無理」だと思われて振られる
美人が振られる理由の1つは、努力ではどうにもならない、美人に生まれてしまったから起こる不幸話です。
それが「美人すぎて自分には無理」と思われて振られる....。
世の中には、自信がある男性とない男性でいうと圧倒的に自信のない男性のほうが多いです。自信ある男性と美人がくっつけばその点ではうまくいくと思いますが、もちろん、自信がない男性を美人が好きになることだってあります。
「俺よりもっといい男いるだろ?」
「俺よりイケメンで金持っていて高いメシ屋に連れて行ってくれるような男いるだろ?」
自信がない彼は美人に言い寄られると、このような妄想を繰り広げてしまうんですよね〜。美人は社会人になるといろんな男性からデートに誘われ経験が豊富になっていくのは事実。自信のない彼が彼女との経験の差に嫉妬して手に負えないと感じて、既読スルーされたり、振られるパターンがあります。
もしも自信と野心のある彼なら、美人な彼女を許容できるものですが、自信がないうえに自分のプライドを守りたい彼だと「好きだけど自分が傷つきたくないから関わらないでおきたい」と自己防衛から逃げてしまうこともあります。
美人は恋愛でどんなことに悩む?
美人の恋愛の悩みは結構複雑です。
我の強い美人なら他人を悩ませることはあっても自分は悩みませんが、性格の優しい美人は恋愛で悩みやすいのではないでしょうか?
美人の悩みは、なぜかよくわからないけど精神的には苦しくて、その原因すら本人が自覚できていないケース。なぜなら、悩みの根本が、優しい美人は男にマウントを取られやすいところにあるからです。
例えばこんな相談をされたことがあります。
「私ってプライド高いんです〜。どうやったら素直になれますか?直すために本を読んだりしてるんですけど...」
なにかがおかしいなと思った私は「もしかして身近にいる誰かにプライド高いと言われてます?」と聞きました。すると「彼氏にいつも君はプライドが高いねと言われてます」とのこと。
種明かしをすると、優しい彼女の行動や言動を否定して「私がいけなかったのかな」と心理的に追い込み、自分自身にどんどん従わせるという、マウントの取り方をされているんですね。自信がない男性はなんとかして自分に注目を集めて彼女から認めてもらいたいため、相手の自信を喪失させ、自分の位置まで引きずり落とすことに必死になるのです。
「好き」と「釣り合っている」は別モノ
容姿が美人なほうで、若さがあって、仕事ができて、コミュ力も高い。というなら、女の市場価値はかなり上のランクにいると自覚していいです。大抵、そういう女子は性格も良いものです。まさに全てを持っている無敵状態。
周りから褒められる機会も求められる機会もあり、成功体験も人より多くしているので、同じぐらいの成功体験をしている男性とは中身や経験値で釣り合います。
ちなみに、今日のコラムで何度も出てくる自信の正体とは、人生でしてきた成功体験の量です。これが釣り合っている人同士は仲良くなりやすいんですね。お互いに成功哲学を持っていますし価値観を共有できるからです。
男女のどちらかが自信があって、どちらかに自信がないと、自信がないほうは不安で不安でたまりません。パートナーが何度も「好き」と伝えているのにストレートに受けとめられなかったりします。おたがいに消耗して共倒れするようなことも起こり得ます。
健全な選択は、成功体験の量や、市場価値が釣り合っている相手を好きになることに尽きます。釣り合っている人と一緒になるのはラクです。余計なところでエネルギー消耗をすることはありません。問題は釣り合っている相手を「好きになれるか?」です。
自信のない男は影があってどこか哀しげで、自分が支えてあげなきゃと女の母性のスイッチを入れる要素をもっています。盲目に「好き」だけに突っ走ってみるか、それとも、冷静に引いてみつめて釣り合う人を選ぶのか、どちらの選択も間違ってはいないのです。
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