別れ話はできるだけ早く切り出すのがマナー?
別れ話は、相手に告白するときと同じくらい緊張するものですよね。
少しの間だったとしても、いろいろなことを共有して楽しめたからこそ、ピリオドをつけるのはとても辛いです。
だからと言って、彼への気持ちが冷めてしまったり、他に好きな人ができたりしたときは、いつまでも曖昧な感情のまま彼と付き合いを続けるのは良くありません。
相手が真剣に交際をしてくれているからこそ、逃げずに向き合うのがマナーです。
しかし、どのように別れを切り出せばいいのか悩む女性もいますよね。
そこで今回は、上手な別れ話の切り出し方をご紹介いたします。
別れ話の切り出し方によって、その後の彼の反応や対応が変わってくるので、できるだけ円満に別れる必要がありそうです。
今の彼と別れて新しく一歩踏み出したいと考えている女性の皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。
【女性から男性へ】上手な別れ話の切り出し方
①多少の涙はOK!泣きじゃくるのはNG。
別れ話に涙はつきものですが、泣きじゃくるのはやめましょう。
女性が別れ話を切り出した側であっても、いろいろな思い出を振り返って悲しくなってしまうこともあるでしょう。
ですが、泣きじゃくってしまうと相手から「自分から振っといてなに泣きじゃくってんだ!」と思われてしまいますよ。
突然の別れ話に泣きたくなるのは男性側です。
別れが後味悪くなるだけでなく、相手に変な感情を抱かせてしまうかもしれないので、泣きやすい女性はぐっと堪えて。
逆に、相手との別れを少し惜しんでちょっぴり涙を流すことは、上手な別れ話の切り出し方になります。
本当によく考えて出した答えなんだなということが伝わりやすいですし、「自分たちの恋愛は無駄ではなかった。」と思い合えるのではないでしょうか♡
②未練がましいことを言わない
恋人と別れる際に、過去を振り返りすぎて未練がましいことを言うのはやめましょう。
「あの時こうすれば良かったね……。」「今でもあの時のこと覚えてるよ。」といった別れ話の切り出し方では、次に進みづらくないですか?
別れを切り出すということは、次に進むという決心をしたということです。
未練がましいことは言わずに、自分も相手も次に進みやすいような別れ方をしましょう。
「あなたとの思い出は心の奥に閉まっておくよ。」「今までありがとう。」など、女性側は前に進む強い決心があるということを相手に伝えるようにしてみてください。
大人の男性であれば、その気持ちに応えてくれるはず。
③お互いの幸福を願う
別れ話の切り出し方では、お互いの幸福を願って別れることも頭に入れておくことがポイントになります。
特に女性は、過去の男性を悪く言うことが多いです。
しかし、一度愛した相手なのだから、恨むよりも幸せを願った方が良い思い出として残りませんか?
振られた側は心境的に苦しいかもしれませんが、「私はもうあなたといることはできないけれど、あなたの幸せを願っています。」など、今回の恋愛を次に生かして、お互いより良い恋愛ができることを願いましょう。
彼に納得してもらった上で、お互いの未来のことを終盤で伝えるのがおすすめです。
そうすると、「本当に復縁はないんだ……。」という強い意志が感じられます。
④相手が納得できる理由をはっきり言う
彼に別れ話を切り出すときは、彼が納得できるような理由をきちんと述べた切り出し方にする必要があります。
「気持ちが冷めたから……。」という理由は、女性が男性に伝える最も多い理由かと思いますが、言われた方からすると納得できないことも。
ですので、さらに理由も付け加えて、より詳しく別れたいことを伝えるようにしてみてください。
「あなたのこういうところが合わなくて冷めた。」「時間のすれ違いのせいで気持ちが冷めた。」というような感じです。
そして最後に、はっきりと「あなたと別れたい!」ということを伝えましょう。
はっきりしない切り出し方をしてしまうと、相手の中でモヤモヤが残ってしまいスッキリ別れることができません。
また、「復縁の可能性があるかも。」「本当は別れたくないのかも!?」と無駄に期待させてしまう可能性もあるので、相手のためにも、自分のためにも、別れる理由をはっきりさせておいてくださいね。
⑤LINEで素直に伝える
別れ話の切り出し方として、顔を見ながら直接伝えることは基本です。
しかし、女性の中には「会って話すと切り出し方が分からなくなってしまう。」「どうしても伝えにくくてメッセージで済ませたい。」という女性もいますよね。
また、彼が暴力的だったり怒ると怖かったりする場合も……。
このような場合は、別れたいという気持ちをはっきりLINE(ライン)や電話で伝えましょう。
ただし、LINEや電話での別れ話の切り出すのでは、彼が納得できないことがほとんど。
すんなり分かったと言ってくれる男性もいれば、「会って話がしたい!」と言ってくる男性もいるでしょう。
別れたいという気持ちはもう伝えてあるので、あとはレストランなど人がいるところで会うようにして、冷静に話し合ってみてください。
⑥会う回数や連絡の回数を減らしていく
別れ話の切り出し方も大切ですが、切り出しやすいように準備をしている女性も多いようです。
その方法として挙げられるのは、徐々に会う回数や連絡の回数を減らしていくこと。
どんどん回数が減っていくことで、相手も「どうしたんだろう?」「もしかして……。」と別れを想像することができます。
デートをしたときも、あまり楽しくないような雰囲気を作っておくのも◎
相手が察してくれれば、別れ話を実際に切り出したときに話が通りやすくなりますよ。
別れようと思ったときから何らかのアプローチをかけていくことで、別れ話をするときに自分の負担も減るので、試してみてください。
⑦「大事な話がある」と切り出す
別れることを決意したときに、早めに別れ話を切り出すことはとても大切なこと。
どうしようと考えたまま過ごすより、すぐ行動に移すことはいいことですが、突然彼に別れ話をするのは避けましょう。
女性からすればここ最近ずっと考えていた問題かもしれませんが、彼にとっては急な話になりますから、びっくりしてしまうのも当然です。
円満な別れ方をするなら、自分の気持ちだけを押し付けるのではなく、まずは「大事な話がある。」という切り出し方をしてワンクッションおきましょう。
会う回数を減らしていたのであれば、男性側も「別れ話かな?」と察することができ、心の準備をしておくことができます。
⑧相手が忙しい時期は避ける
上手な別れ話の切り出し方として、相手が忙しい時期は避けるということも挙げられます。
相手が忙しいときに、自分の気持ちを無理やり通そうとすると、「何でこのタイミングで言うの?」とイライラさせてしまう可能性があるからです。
彼のことを思って早く伝えることも大切ですが、彼の状況も考えてあげる必要があります。
いつも忙しそうな相手であれば、まずは「話があるんだけど、仕事が落ち着いたらゆっくり話せないかな?」など、伝えておくのがおすすめ。
そして実際に会ったときは、とりあえず単刀直入に「別れたい。」と切り出し、自分の意志の固さを伝えるようにしてみてくださいね。
⑨冷静さを忘れない
別れ話の切り出し方で一番忘れてはいけないのが、冷静さです。
別れを切り出すことが怖いのは、お互いが感情的になってしまうのではないかと思っているから。
お互い怒ったり泣いたりしていては、別れ話から脱線してうやむやになってしまう可能性があるので、良くないですよね。
相手が感情的になったとしても、女性は冷静さを保つように心掛け、感情を一度捨てたように淡々と言葉を伝えていくことがポイントになります。
別れ話はこじれると厄介なので、強い意志を持って相手に伝えていき、別れ話が終わったらその場をすぐに立ち去りましょう。
⑩言いたいことを簡潔にまとめておく
別れ話は、長くなればなるほど内容が絡まってしまいます。
緊張するタイプの女性であれば、さらに言いたいことが絡まってしまうこともあるでしょう。
ですので、長くならないような切り出し方をできるように、言いたいことを簡潔にまとめておくのもおすすめです。
言いたいことを決めておくのもいいですが、それではその場で頭が真っ白になってしまう可能性もあるので、何をどのように伝えるか簡単にまとめておくだけでOKですよ。
何を話すのかある程度まとめておくだけで、そこから外れないように話を進めることができるようになります。
【女性から男性へ】上手な別れ話の切り出し方には強い意志が必要!
さまざまな別れ話の切り出し方をご紹介しましたが、どんな場面でも共通するのは、強い意志が必要だということ。
必ずスムーズに別れられるというわけではありません。
泣く男性もいれば、怒る男性もいます。
手を引っ張って繋ぎとめる男性もいるでしょう。
そこで気持ちが揺らいでしまっては、同じことの繰り返し。
女性側は冷静に別れの話を進めて、会話が終わったらさっと立ち去るようにしましょう
女性から男性への別れ話の切り出し方をご紹介しました。
別れを切り出すのって緊張しますし、相手を傷つけてしまうことになるので、難しいことだらけですよね。
しかし、気持ちを伝えない方が相手に失礼ですし、次の恋愛にも気持ち良く進むことができないので、お互いがスッキリできる別れ方を見つけていきましょう。
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