モデル・トリンドル玲奈
女優・モデル・タレントとマルチに活躍しているトリンドル玲奈さんへの4MEEE単独インタビュー。連載7回目の今回のテーマは、「お仕事」前編。2009年に芸能界入りしてからの13年間を振り返っていただきました。
トリンドル玲奈の「お仕事」前編
Q.芸能界に憧れたきっかけは?
家の近くでよくテレビや雑誌などの撮影をしていたので、芸能人もよく見かけていたんです。それを見ていて、素敵だなと思っていたけど、同時に自分とは遠い世界だと諦めていました。でも、高校生2年生の進路を考えている時期に、「もしかしたら芸能界という可能性もあるのかな?」と思っていたら、ちょうどスカウトされたんです。すごいタイミングで、なんとなく思い描いていたことが実現して嬉しかったですね。
Q.芸能界にいなかったら今頃何をしていたと思う?
なにしてるんだろう……。カフェの店員さんとかやってそう(笑)。ドラマでいろんな役を演じてきたけど、どの仕事も大変なんだろうなと感じています。私は今の仕事が楽しくて、きっと天職なんだろうなと思います。
Q.自分の出演作品や、雑誌はチェックする?
ちょっと遅れてチェックします。すぐに見るのは恥ずかしいので、時間を空けて落ち着いてから見ますね。
Q.芸能界に入って一番嬉しかった出来事は?
母から褒められたこと。あまり褒める人ではないので、「あれ、かわいかったね」とか言われると、「やったー!」っていう気持ちになります。
Q.反対に、大変だと感じることは?
ちょっと疲れていて自分に余裕がないときでも、笑わなきゃいけないこと(笑)。
Q.モデルのお仕事をするときに意識していることは?
どれだけ体型を絞っても、撮られ方によって良くなったり悪くなったりするんです。だから、撮影中も写り方をチェックしながら、試行錯誤しています。
Q.役作りのためにやることはある?
最近はじめたのは、演じる役の台本に載っていない人物像や歴史を、自分の中である程度固めるということ。演じるときに、選択肢がありすぎなくて良いよとアドバイスをもらったことがあって、それから実践しています。役を深堀りしていくのはすごく楽しいことですね。
Q.座右の銘を教えて!
母に、「人生、ゲームだと思って生きたほうが楽なんじゃない?」と言われたことがあって、それはすごく良い言葉だと思って、いつも頭の片隅に置いています。
Q.今の自分は好き?
好きな面と、そんなに好きじゃない面の両方があるかな。
Q.そう思う理由は?
好きなところは、意外と明るくて割とちゃんとしているところ(笑)。そんなに常識からはずれたことはしないというか……。好きじゃないのは、子どもっぽいところ。これでもけっこう自分の感情をコントロールできるようになったと思っているけど、もうちょっと大人にならなくちゃなと思っています。
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とても冷静にご自身のことを分析される方なんだなという印象を受けた今回のお話。どんどん魅力的な部分が見えてきて、聞き入ってしまいます。最終回となる次回も、引き続き「お仕事」についてお話を聞いていきます。これからのお仕事についてトリンドルさんはどう考えているのでしょうか?8月20日(土)公開予定です。お楽しみに♡
◆ブラックドレスのコーデ
ブラックドレス ¥46,000(ヴォンテ(H3O ファッションビュロー)) / その他スタイリスト私物
◆インタビュー
レースドレス ¥92,400(ANNA SUI(ANNA SUI JAPAN)) / その他スタイリスト私物
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Model:Reina Triendl
Photographer : Yusuke Ikuta
Styling:Takako Nagahari
Hair&Make-up:Madoka Ban
Writer:Kahori Uehara
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◆トリンドル玲奈 Instagram/Official site
とりんどるれいな。オーストリア出身のモデル・タレント・女優。2009年に活動を開始し、光文社「JJ」や講談社「ViVi」「with」のモデルを務める傍ら、様々なCMやドラマ、バラエティ番組にも出演。2022年1月には2nd写真集「あいまい」を発売し、順調に版を重ねている。現在はTBS「ひるおび」金曜レギュラーとして出演中。女優としてNTVシンドラ「受付のジョー」で花房カレン役を演じるなど、多岐にわたって活躍中。
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